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大月隆寛教授の懲役解雇は不当?解雇理由・流出した内部情報とは?

民族学者であり、人文学部の教授を務めていた大月隆寛氏(61)が、
札幌国際大学から懲戒解雇にしたことが明らかになり、物議を醸しています。

札幌国際大学側の解雇の理由とは?漏らした内部情報とは?
はたして大月隆寛氏の懲役解雇は正当なのか?不当なのか?

一体何があったのか。調査してみました。

事件の発端について

  1. 札幌国際大学の学長と理事長が留学生をめぐり対決
  2. 不正反対派の大月隆寛氏が懲役解雇されたとツイート
  3. 関係報道を再掲&文化省その他各関係方面に周知通報
  4. ニュースで取り上げられ話題に

【1】札幌国際大学の学長と理事長が留学生をめぐり対決

前学長の城後豊氏は、札幌国際大学の運営法人が助成金狙いで多数の留学生の日本語能力を適切に検査せずに、不正に入学させたと指摘。
助成金目的で日本語の能力が十分でない留学生を入学させ授業に支障が出ていると主張。

それに対し、理事長の上野八郎氏は、厳正な入試を実施して基準を満たした学生を入学させていると反論。

札幌国際大学の学長と理事長が留学生をめぐり対決していることが公になりました。

真相は判明していませんが、
札幌国際大学は、今年度391人が入学のうち65人が中国などからの留学生。
前年度は3人だったため、今年度は留学生が62人も急増した事になります。

おかしいと疑われても仕方がない数値ですよね…。

札幌国際大 留学生めぐり対立

札幌国際大学の学長と理事長がそれぞれ記者会見を開き、留学生の受け入れをめぐって対立しています。
学長が助成金目的で日本語の能力が十分でない留学生を入学させていると主張したのに対し、
理事長は厳正な入試を実施して基準を満たした学生を入学させていると反論しました。

札幌国際大学は今年度391人が入学しましたが、このうち65人が
中国などからの留学生で、前年度の3人から急増しました。
出入国在留管理庁や文部科学省は留学には日本語能力試験の「N2」相当のレベルが必要だとしています。

こうした中、大学の学長と経営にあたる理事長がそれぞれ記者会見を開き、留学生の受け入れをめぐって対立しました。
城後豊学長は「定員充足によって定員割れを防がないと、助成金が出ない仕組みになっている」
と述べ、助成金目的で日本語の能力が十分でない留学生を入学させ授業に支障が出ていると主張しました。

これに対し上野八郎理事長は「大学の国際化には外国人留学生が不可欠だ。
十分社会の要請に応えられるレベルの学生を育成することが目的だ」
と述べ、厳正な入試を実施して基準を満たした学生を入学させていると反論しました。

文部科学省は今月、双方から事情を聴いていて、詳しい状況を調べています。

出典:NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/lnews/sapporo/20200331/7000019684.html
※現在記事は削除されています。



【2】不正反対派の大月隆寛氏が懲役解雇されたとツイート

【3】関係報道を再掲&文化省その他各関係方面に通報

【4】毎日新聞やYahooニュースで取り上げられ話題に

札幌国際大、大月隆寛教授を懲戒解雇 運営法人批判の会見に同席

 札幌国際大学(札幌市清田区)が、運営法人を批判する記者会見に同席し、内部情報を外部に漏らしたなどとして、人文学部の大月隆寛教授(61)を懲戒解雇にしたことが29日、分かった。

 大月教授は、2019年度の留学生受け入れ時の日本語能力を巡り、運営法人の対応を批判した城後豊・前学長=20年3月末に退職=が20年3月に道庁で開いた記者会見に同席した。大月教授によると、解雇は29日付の文書で伝えられ、会見への同席のほか、内部情報をインターネット上に流出させたことなどを理由に挙げ、「本学の関係者全体の名誉、組織運営の健全性を損なう行為」としているという。大月教授は「大学の健全化を求めた言動で、何一つ承服できない」と話し、今後、地位保全の仮処分を札幌地裁に求めるという。

 札幌国際大学は毎日新聞の取材に対し「個別事案については回答を差し控える」と答えた。

出典:毎日新聞



懲役解雇の理由・漏らした内部情報とは?

札幌国際大学側は、大月隆寛氏が内部情報をインターネット上に流出させたことなどを理由に挙げ、「本学の関係者全体の名誉、組織運営の健全性を損なう行為」として懲役解雇としました。

漏らした内部情報については現状明らかにされていません。
ですが、大月隆寛氏のブログにて5月8日に下記のように発言されています。

実は昨年来、職場でちょっと大きなトラブルが生じていて、その対応にあれこれ奔走していたのですが、今年に入ってから3月の年度末にかけてその案件がいよいよ煮詰まってきて、内部ではどうにも始末がつけられなくなり、外部の関係諸方面に訴えて事態の打開を模索しなければならないことに。同時に、報道関係にも事情を説明して、世間の眼から見てどう判断していただけるかも含めて動かざるを得ないことにもなりました。

まあ、内部的には醜聞、いや、外から見てもまずは格好のスキャンダル、ないしはゴシップ系のネタとしてまずは取り扱われるような案件ではあったのですが、ことの詳細や顛末などはこの場ではひとまず措いておくとして、この間改めて思い知らされたのは、いまどきの本邦の組織や集団というものの自浄のできなさ、現場で起っている問題を穏当に把握して、それを自らの手で解決してゆく自前の動きが、見事なまでにできなくなっていることでした。

出典:https://king-biscuit.hatenablog.com/

この内容から、不正入試について反対派である大月隆寛氏は、3月の記者会見後から大学内で対応してはいたが、もう内部では始末が付けられない事態であると感じ、外部の関係諸方面に訴えて事態の打開を模索した結果、その行為を内部情報を漏らしたと大学側に判断され、懲役解雇となったと考えられます。

これは自分の予想ですが、おそらく大月隆寛氏は不正疑惑解明という動機があって、不正入試に関わる証拠情報をリークしたのではと思われます。



まとめ

大学側が助成金を不正に受け取っていたとすれば、懲戒解雇は不当です。
内部告発の「正当性」が認められれば、解雇等の不利益処分から保護されます。

不正入試が事実なのか。内部告発の正当性の有無はどうなるのか。
真実は闇に葬られるのか。はたまた明らかになるのか。
今後の動向がとても気になります。

きっと私もここまで調べなければ、
地方の大学の事だから自分には関係ないと無関心だったでしょう。。

おかしいことをおかしいと言える世の中になるべきだと思います。

言いたい事も言えないこんな世の中は〜POISON 〜(笑

それではまたまた!
最後までお読みいただきありがとうございました。