世のママパパさんを疲労困憊にさせる『赤ちゃんの泣き声』。
赤ちゃんが泣くのは仕方ない、泣くのは元気な証拠だって思うけど、泣き声を聞き続けると精神的に辛くなりますよね…。
わが家も生後3ヵ月頃から原因不明の謎の大泣きにめちゃくちゃ悩まされました…。
まるで火がついたかのように泣くわが娘。原因も対処法も分からず本当に辛い時期でした…。
生後6カ月目をむかえる今。穏やかな日々を過ごせるようになった今。
あの頃の辛い時期を振り返ってこの記事を書いています。
少し前のわたしのように、赤ちゃんの原因不明の大泣きに悩んでいるママパパさん。
この記事が少しでも参考になれたらうれしいです!
生後3ヵ月頃から始まったギャン泣き
生後3ヵ月。赤ちゃんとの生活にも少しずつ慣れ始めてきた頃。
理由が分からない謎のギャン泣きが突然始まりました…。
昼過ぎ~夕方から泣きはじめ、長い時は明け方寝付くまでず~~~~~っと大きな声で泣き叫ぶようになりました。
まるでこの世の終わりかってくらいの絶叫です。
この小さい身体のどこから出せるのかと疑うほどの大きな大きな泣き声。
昔ニュースになった騒音おばさんを思い出すくらい嫌がらせのように聞こえる騒音。
とても眠ることなんてできないほどのギャン泣きでした。
抱っこしても泣き止まない…。ミルクをあげても泣き止まない…。
おむつを替えても、部屋の温度を調節しても、歌を歌っても泣き止まない…。
もうダメ…。何をしても泣き止まない…。
何でこんなに泣いているの……。
いつまで泣くつもりなの……。
わたしを困らせたくてわざと泣いてるようにみえて…。
もう本当に辛い地獄のような日々でした…。
わたしが実践した泣き止ませ方の一覧
- 抱っこ(あやす)
- ミルクをあげる
- おむつを替える
- 部屋の温度を調節する
- 服を変える
- お風呂に入れる
- 外の空気を吸わせる
- 朝はカーテンを開け太陽光を当てる。
- 夜はカーテンを閉め部屋を暗くする。
- 絵本を読む
- 音楽をかける
- 歌をうたう
- 高い高いをする
- にらめっこ
- いないいないばあ
- 話かける
- 身体をなでる・さする
- おんぶ
- うつぶせ
- こちょこちょ
- ラッコ抱き
- 頭トントン
- お腹トントン
- 背中トントン
- ラッコ抱き+お尻トントン
- ダンスをする
- 寝る場所の環境を変える
- おしゃぶりを加えさせる
- メリーを回す
- オーボールを触らせる
- ラトルを触らせる
- いろんな感触のものを触らせる
- ビニール袋をカシャカシャする
- YouTubeで赤ちゃんが泣き止む音(砂嵐)・曲を聞かせる
- 子ども番組を流す
- ドライヤー音を聞かせる
- ドライヤーを遠くからあててみる(※危険のない距離)
- 風船を膨らむ様を見せる
- 風船をポンポン飛ばす
- 膨らまし中の風船の指を離して中の空気を浴びせる
- 顔に息を吹きかける
- お腹にブーって息を吹きかける
- ぬいぐるみで話しかける
- 旦那とふれあわせる
- 知らない人とふれあわせる
- 犬とふれあわせる
ザっとこんな感じです。今思うと迷走してたなと思うのもありますね…。笑
先輩ママに相談したりネットで調べたりして様々な方法を試しました。
この中で効果があったと感じたのは『お風呂に入れる』『ラッコ抱き+お尻トントン』でしす!
まずは『お風呂に入れる』について。
うちの娘はお風呂好きみたいでお湯の中で気持ちよさそ~うな顔をするんです。たまに目をつぶって眠っちゃうほど。ああ、こんにちは幸せな時間。だけどもお風呂から出すともうギャン泣きです。身体を拭いたらもう拷問かってくらいの大絶叫。またきた地獄の時間。
ずっと水中に入れられたらって何度思っただろうか…。笑
でもやっぱりお風呂に入れると体力を使うみたいで、寝落ちするのが気持ち早くなるような気がします。
『ラッコ抱き+お尻トントン』は本当によくやりました。
自分のお腹の上に赤ちゃんうつぶせにのせます。
赤ちゃんの耳が心臓の音聞こえるくらいの位置がベスト。フィット感がありました。
そしてあとはリズムよくトン・トン・トン…とおむつの上から優しくお尻を叩いていきます。そうすると寝落ちすることがありました。
はじめて寝息が聞こえたときはめちゃくちゃ感動しましたね。
抱っこよりも楽。立ってなくていいから断然楽チンです。あとあやすように揺さぶらなくて良いので腕も疲れません。これは一度試していただきたいです!
わたしが1番おすすめする対処法
いろいろ試したわたしが辿り着いた一番の解決方法…。
それは『かまわない(気にしない)』でした。
良い言い方をするならば『見守る』ですね。笑
大泣きするようになってからというもの。
賃貸なので隣人に迷惑が掛かってしまうのではないかとビクビクしていました。
なるべくお隣さんに泣き声が聞こえないよう、迷惑をかけないように過ごしていました。
また、旦那も手伝ってくれるけどやはり次の日も仕事があります。なるべく寝かせてあげられるように旦那を寝室へ。ドアを閉めてなるべく音が聞こえないようにしていました。
……過酷でした。
4時間ほどで起きる赤ちゃんのお世話を基本ほぼ1人。
寝不足でイライラ。いつも頭痛がしてました。
ストレスで口内炎が口中に何か所もできました。
それがもう痛くて痛くてたまりませんでした。
もう黙らせたい一心でおしゃぶりをテープで固定した事あります。
声を荒げた事も、口を手で覆ったことも一瞬ですがあります。
本当に追い詰められていました…。
そんなときテレビをつけました。
子供の虐待のニュースが流れました。それを見て思ったんです。
ああ、他人事ではないな…と。このままだとわたしもニュースに出ちゃうかも…と。
前まではどうして虐待なんて酷い事を自分の子供にできるのかわからなかったけど、今はわかるような気がする…。このままじゃ駄目だ!潰れる!って…。
それからは無理して頑張ることはやめました。
もう泣かせないようにする、泣き止ませようとすることを諦めました。
だから泣いてても気にしないで自分の好きなことをするようにしました。
スマホで漫画を読んだり、YouTubeをみたり、好きな音楽を聴いたり、ゲームをしたり。隣の寝室で1人で仮眠したり、入浴剤を入れてゆっくりお風呂に入ったりなどなど。
ざっくりいうと放置ですね。ですがただただ放置するわけではありません。
下記の3つのルールを決めて厳守しました。
1つはやるべき事をやってから行うこと。
自分の都合で行うこと。赤ちゃんストレスが無いようにミルクをあげてお腹を満たし、おむつを替えて、汗などかいて気持ち悪くないかなど確認してから行動に移していました。
2つは時間を設けること。
必ずスマホでタイマーセットし、かまわない時間を設けることにしました。
たびたび様子を確認するようにしました。
もちろんタイマーがなる前でもたびたびこどもの様子を確認することは大切です。
3つは安全を配慮すること。
目を離すわけなので完全に自分の責任になります。万が一でも何かが起こることはあってはなりません。ミルクをあげた直後は喉に詰まらせる可能性があります。急な体調不良もあるかもしれません。わたしはベビーベッドに入れて柵をしっかり閉じ、体温を測り熱が無いことを確認し、ミルクあげてゲップをさせたり横向きにして30分は隣で見守ってから、絶対に危険が無いように安全を配慮してから行うようにしていました。
この方法を実践するようにしてから確実に楽になりました。
かまわないから諦めるようになったのか。下手に動かさないことが良かったのか。
はたまた自分自身に余裕ができたからそこまで気にしなくなったのか。
正確な答えは分かりませんが若干寝落ちが早くなったような気がします。
外国では赤ちゃんと寝室別々が当たり前。泣いても放置することも多いそうです。おそらく同じような感じなのかなって思います。
このやり方にマイナスなイメージを持つ人は多いと思います。
でも決してほったらかしにするということではありません。
同じ家の中で、子供を守りながらも自分も大切にする良い方法だと私は思っています。
最後に一言
あの原因不明の謎の大泣きは『黄昏泣き』というものみたいです。
夜泣きとの違いは泣く時間帯だそうで、赤ちゃんの立派な成長過程のひとつとのこと。生後3カ月から始まったギャン泣きも、生後5カ月頃から落ち着いてきて、生後6カ月を間近にむかえる今では嘘のように泣かなくなりました。
よく聞く精神論ありますよね。
「赤ちゃんが泣く時期なんてほんのひと時。大丈夫。今だけ。すぐに終わる。
辛いのはあなただけじゃない。みんな通る道だよ」
あれ嫌いです。そんな事わかってるわボケ。うるせーわ。解決策聞いてんだよ。何上から言ってんだって思います。(口悪くてすみません…)
もちろんあの言葉で救われる人もいるでしょう。
ホント人それぞれです。
十人十色ですね。
なので、人によってこのやり方は信じられない行為だと思うでしょう。
おそらくわたしの実母が知ったら発狂します。虐待だと言われるでしょう。
でも良いんです。やることはちゃんとやっているんですから。余計なお世話。
虐待と思われるかも…と目の前にいない他人の目を恐れても意味がありません。
わたしが潰れたら大変な事になります。旦那に負担と迷惑をかけることになります。最悪、破綻します。家族が無くなるかもしれません。そっちの方がよっぽど子供にとって不幸なはずです。
自分を助けれるのは、自分だけなんです。
あの頃の自分のように永遠に続くような地獄の時間を過ごされてる方に向けて。
この記事が少しでもご参考になれば幸いです!!
それではまたまた!!